キャンピングカーの「ケイワークス」が破産申請、ベース車の認証不正問題が影響

豪華な内装が特徴のケイワークス「オーロラスタークルーズ クラシックバン」(参考画像)
豪華な内装が特徴のケイワークス「オーロラスタークルーズ クラシックバン」(参考画像)全 5 枚

キャンピングカーの製造販売をおこなう「ケイワークス」が3月3日、東京地裁へ破産を申請した。東京商工リサーチによると、負債総額は2023年12月期決算時点で約17億7600万円にのぼるという。

ケイワークスのキャンピングカー

ケイワークスは1998年に中古車販売として創業。キャンピングカーの製造販売は2009年頃に開始し、自社ブランド「AURORA(オーロラ)」シリーズなど、多数のキャンピングカーを手がけてきた。ラグジュアリーな空間づくりを特徴とし展示イベントでも目玉車種を次々と発表し人気を集めていた。

東京商工リサーチによると、アウトドアブームにも牽引され2022年12月期には約19億1000万円の売上高を計上したが、車両のベースとなる主力車種が認証不正問題で一時生産ストップとなったことも影響し、納入遅れが発生。その後も業況の回復の兆しはなく、資金繰りが限界に達した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る