日産『フェアレディZ』にGT-Rの「ベイサイドブルー」登場、米2025年モデルが発売

日産Z(フェアレディZ)の2025年モデル(米国仕様)
日産Z(フェアレディZ)の2025年モデル(米国仕様)全 6 枚

日産自動車の米国部門は、スポーツカー『Z』(日本名:『フェアレディZ』)の2025年モデルを発売した。現地ベース価格は4万2970ドル(約633万円)と発表されている。

2025年モデルの最大の特徴は、日産『GT-R』の象徴的なカラーの「ベイサイドブルー」が新たに設定されたことだ。これにより、Zの魅力がさらに高まることが期待される。また、新たに2種類のツートンカラーオプションも追加された。パールホワイトトリコートとスーパーブラックルーフの組み合わせ、そしてソリッドレッドとスーパーブラックルーフの組み合わせが選択可能となっている。

2025年モデルのZは、スポーツグレードとパフォーマンスグレードの2種類を用意。スポーツグレードは、3リットルV6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力400hp、最大トルク350lb-ft(475Nm)を発揮する。6速マニュアルトランスミッション、8インチタッチスクリーン、アップルカープレイ、アンドロイドオートなどの装備が標準で搭載される。

日産Z(フェアレディZ)の2025年モデル(米国仕様)日産Z(フェアレディZ)の2025年モデル(米国仕様)

一方、パフォーマンスグレードは、より高性能な装備を追加。9インチタッチスクリーン、ナビゲーション、Wi-Fiホットスポット、機械式リミテッドスリップデファレンシャル、19インチRAYS製超軽量鍛造アルミホイールなどが装備される。

高性能グレード「NISMO」では、エンジン出力を420hpまで引き上げ、トルクも384lb-ft(520Nm)に強化。サスペンションやブレーキもNISMO仕様にチューニングされ、空力性能も向上している。内装も専用デザインとなり、レカロシートやアルカンターラ巻きステアリングホイールなどが採用されている。

日産Z NISMOの2025年モデル(米国仕様)日産Z NISMOの2025年モデル(米国仕様)

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る