「2100万はすごい…」発表から5か月越しのレクサス『LX700h』発売にSNS興奮

レクサス LX700h OVERTRAIL+
レクサス LX700h OVERTRAIL+全 12 枚

レクサスは、フラッグシップSUV『LX』に「LX700h」を追加し、3月24日に発売すると発表した。LXシリーズで初となる電動化モデルの登場に、SNSでは様々な声が上がっている。

LX700hに搭載される新ハイブリッドシステムは、3.5リットルV6ツインターボエンジンと10速ATの間に、クラッチを有する「モータージェネレーター(MG)」を配置。エンジンとモーターの高出力・大トルクを確実に路面に伝えると共に、状況に応じてエンジンのみ・モーターのみの走行を最適に制御する。

レクサスとして初めて、オルタネーターとスターターを標準装備。万が一ハイブリッドシステムが停止した場合でも、スターターでエンジン始動が可能で、オルタネーターで発電した電力を12V補器バッテリーへ供給することで、エンジンのみでの退避走行を可能にしている。オフロード性能に信頼のあるLXならではの装備だ。

レクサスLX700hレクサスLX700h

防水性能も高めており、ハイブリッドメインバッテリーを防水トレイでパッキングすることで、エンジン車と同等の渡河性能700mmを確保した。オフロード走行時には、トランスファーLoレンジでのモーター駆動を採用し、高い走破性とコントロール性を両立させている。

さらにアウトドアスタイルの「OVERTRAIL+(オーバートレイルプラス)」を追加設定。

エクステリアは、黒光輝塗装スピンドルグリルとマットグレー塗装アルミホイールをはじめ、黒・ダーク系色でコーディネートしたほか、インテリアカラーも「モノリス」を設定し、シート表皮のメイン部分とドアトリムに低彩度のモノリスを組合わせ、アッシュバール墨ブラックのオーナメント加飾を施すなどスタシリッシュに仕上げた。過酷な環境にも耐える“プロフェッショナルツール”を表現したという。

さらに見た目だけでなく、全車標準装備のセンターデフロックに加え、専用にフロント・センター・リヤのディファレンシャルロックを設定。扁平率の高い18インチタイヤを装着することで、オンロードでの優れた操安・乗り心地性能とオフロード性能を両立する。

価格は「LX700h」および「LX700h OVERTRAIL+」が1590万円、最上級の「LX700h EXECUTIVE」が2100万円となっている。

レクサス LX700h OVERTRAIL+レクサス LX700h OVERTRAIL+

そんなLX700hの登場にX(旧Twitter)では、「遂に発売か」「注文しました」など2024年10月に発表されていたものの、受注停止により注文を待たされていた状況を受け、歓喜の声が多く上がっていた。

一方で、「2100万はすごい…」など最上級モデルである「EXECUTIVE」の価格に驚きの声も。

また、「LXは200万値上げか、ランクルは15万なのに」「この値段見ちゃうと800万で買える300のGRsportsが魅力的かも」など今回の大幅値上げを受け、共通プラットフォームを使用している『ランドクルーザー300』の注目度も改めて高まっているようだ。

現在のところ未発表ながら、ランドクルーザー300にもハイブリットモデルが追加される可能性はある。今後のトヨタからの発表からさらに目が離せなくなりそうだ。

《園田陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
  4. ガソリンの暫定税率「11月1日」廃止で野党8党一致、臨時国会法案提出へ[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る