日産の内田社長が退任、経営体制を刷新

日産の内田現社長
日産の内田現社長全 5 枚

日産自動車内田誠社長の退任が発表された。日産は11日、短中期の目標達成と長期的成長をめざし、経営体制を刷新すると発表した。4月1日付での代表執行役および執行役の変更が取締役会で決議された。

内田誠代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)が退任、新たにに就任するのは、現在チーフプランニングオフィサーを務めるイヴァン・エスピノーサ氏だ。エスピノーサ氏は、エグゼクティブ・コミッティ(EC)のメンバーを率い、日産の新たな成長戦略を推進する。

ギョーム・カルティエ氏は、現在のチーフパフォーマンスオフィサーとしての職務に加え、グローバルマーケティングやカスタマーエクスペリエンスを担当する。現在、車両計画・車両要素技術開発本部を担当する赤石永一常務執行役員(CVP)は、中畔邦雄氏の後任としてチーフテクノロジーオフィサーに就任する。

また、現在、車両生産技術開発本部を担当する平田禎治常務執行役員は、坂本秀行氏の後任としてチーフモノづくりオフィサーに就任し、生産事業とSCMを担当する。ジェレミー・パパン最高財務責任者(CFO)は同職務を継続し、執行役に就任する。

現在の内田誠社長と坂本秀行取締役、執行役副社長、チーフモノづくりオフィサーは、6月の定時株主総会まで取締役を継続する。

内田氏、中畔氏、坂本氏に加え、3月31日付で星野朝子チーフブランド&カスタマーオフィサーと渡部英朗チーフストラテジー&コーポレートアフェアーズオフィサーも退任する。

《レスポンス編集部》

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