ヤマハのフラッグシップ『YZF-R1/R1M』が進化! MotoGPさながらの巨大ウイングレット装着

ヤマハ YZF-R1M
ヤマハ YZF-R1M全 13 枚

ヤマハ発動機販売は、レース直系のスーパースポーツモデルで、YZF-Rシリーズのフラッグシップである『YZF-R1M ABS』『YZF-R1 ABS』の2025年モデルを発売すると発表した。R1Mが3月31日、R1が5月30日の発売となる。価格はR1Mが328万9000円、R1が253万円となっている。

巨大ウイングレットを採用した『YZF-R1/R1M』

R1MおよびR1は、クロスプレーン型クランクシャフトを備えた水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・4バルブ・997ccエンジンを搭載するスーパースポーツ。1998年に欧州仕様の販売を開始して以来、スーパースポーツ市場を牽引してきたヤマハモーターサイクルのフラッグシップモデルだ。R1Mはカーボン素材の軽量カウルなどを採用した上級モデルとなっている。

2025年モデルでは、「GP teched R1~レース開発の知見で進化したR1~」をコンセプトに、コーナリング性と空力特性をさらに追求、MotoGPマシン直系のテクノロジーが感じられるアップデートを行った。

両モデル共通の主な変更点は、車体の安定性に寄与するウイングレット、グリップとホールド性を向上させた新シート表皮の採用だ。MotoGPマシンのように大きく左右に張り出したウイングレットは、空力性能はもちろん、見た目のインパクトも大きい。

またR1のみの変更として、緻密な減衰コントロールを可能にするSDF(セパレート・ダンピング・フォース)機構搭載のKYB製新型フロントサスペンション、コントロールフィーリングを高めたブレンボ製フロントブレーキ(モノブロックキャリパー「Stylema」とラジアルマスターシリンダー)を採用した。

R1Mの新色は、カーボン素材とブラックカラーを基調に、アルミ製燃料タンクにバフ掛けした上からクリア塗装を施して最上級クラスのパフォーマンスを表現した「カーボン(ブラックメタリックX)」、R1はYZF-Rブランドを象徴する「ブルー(ディープパープリッシュブルーメタリックC)」と、造形美を際立たせる「マットダークグレー(マットダークグレーメタリック6)」を設定した。

《レスポンス編集部》

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