スズキ伝家の宝刀「油冷エンジン」搭載、『ジクサー250』シリーズがカラー変更 注目のポイントは

スズキ ジクサーSF250(手前)とジクサー250(奥)
スズキ ジクサーSF250(手前)とジクサー250(奥)全 14 枚

スズキは、独自の油冷エンジンを搭載した250ccロードスポーツ『ジクサー250』シリーズのカラー変更を発表した。「ジクサーSF250」を3月25日、「ジクサー250」を3月21日に発売する。

「油冷エンジン」を搭載するジクサー250とジクサーSF250

ジクサーSF250は、前傾姿勢で重心を下げたデザインに、低く構えたシルエットや、大胆な面使いによる流れるようなキャラクターラインを採用したスポーティーなフルカウルモデル。スタイリングデザインに合わせ、一目で「ジクサーSF250」と認識できるワイドなLEDヘッドランプを装備しているのが外観上の特徴だ。

ネイキッドモデルの「ジクサー250」は、ヘッドランプからタンクまでの一体感や、ボリュームのあるタンクとスリムなシートによる抑揚のあるデザインに、カウルを車体中心に向けてコンパクトに凝縮したプロポーションを採用。コンパクトな薄型のLEDヘッドランプは軽快なハンドリングにも貢献する。

両モデルともに力強い造形の燃料タンクに加え、前後二分割シートやスイングアームマウントリヤフェンダーを採用することで、スポーティーな印象としている。

搭載されるスズキ独自の249cc単気筒油冷エンジンは、最高出19kW/9300rpm、最大トルク22Nm/7300rpmを発揮。燃焼効率向上や軽量化、フリクション低減を図ることで、低速からの力強い加速性能と44.5km/リットルの優れた燃費性能を実現した。また軽量な車体(SF250は158kg、250は154kg)も魅力だ。

機能・装備面では、シフトチェンジのタイミングを知らせるRPMインジケーターやギヤポジションインジケーター、オイル交換時期を知らせるオイルチェンジインジケーター機能などを搭載した視認性の高いフルデジタル表示の液晶多機能メーターを装備。ワンプッシュでエンジン始動が可能なスズキイージースタートシステム、インナーチューブ径41mmのフロントフォークと7段階プリロード調整式のリヤサスペンション、ABSを標準装備した前後輪ディスクブレーキも備える。

今回変更された新カラーは両モデル共通で、青/白の「トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」(AGQ)、マット赤/マット黒の「マットボルドーレッドメタリック/マットブラックメタリック No.2」(CUU)、マット黒の「マットブラックメタリックNo.2」(YKV)の3色となっている。

価格は、ジクサーSF250が51万4800円、ジクサー250が48万1800円(ともに税込)。

《レスポンス編集部》

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