マツダの8車種が米IIHSの安全性評価で最高賞、自動車ブランド最多

マツダCX-50
マツダCX-50全 4 枚

マツダは米国高速道路安全研究所(IIHS)の安全性評価において、最高賞「トップセーフティピックプラス(TOP SAFETY PICK+)」を8車種で獲得し、自動車ブランドの中で最多となったと発表した。

米国で販売されるマツダ車

受賞したのは2025年モデルの『マツダ3』のセダンとハッチバック、『CX-30』、『CX-50』(ハイブリッド含む)、『CX-70』、『CX-70 PHEV』、『CX-90』、『CX-90 PHEV』の8車種。これらの車種は、IIHSが実施する前面衝突試験、側面衝突試験、歩行者保護性能評価などで最高評価を獲得し、さらに基準を満たすヘッドライトを標準装備していることが評価された。

マツダの8車種が米IIHSの安全性評価で最高賞を獲得マツダの8車種が米IIHSの安全性評価で最高賞を獲得

IIHSは毎年評価基準を厳格化しており、2025年モデルの評価は過去最も厳しいものとなった。特に注目されるのは、後部座席の乗員保護性能を重視した新しい衝突試験。マツダはこの試験でも全てのテスト対象モデルで最高評価の「グッド」を獲得した。

これは、マツダが全モデルに標準装備している後部座席用のシートベルトプリテンショナーやロードリミッター、高度なエアバッグシステムなどの安全装備が評価されたため。マツダは車両の堅牢な構造に加え、これらの先進的な安全装備を採用することで、乗員の保護性能を向上させている。

さらにマツダは、車両の安全性だけでなく、歩行者の安全にも配慮している。様々な照明条件下での歩行者検知機能を備えた衝突回避システムを開発し、搭載している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  2. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る