新型『CLA』で次世代のラジオ体験、メルセデスベンツが会話型メディア「FYI RAiDiO」搭載へ

AIを活用したインタラクティブな会話型メディアプラットフォーム「FYI RAiDiO」が、メルセデスベンツ『CLA』新型などに搭載
AIを活用したインタラクティブな会話型メディアプラットフォーム「FYI RAiDiO」が、メルセデスベンツ『CLA』新型などに搭載全 3 枚

メルセデスベンツは、アーティストでテック起業家の「will.i.am」が創設したAI搭載プラットフォーム「FYI」と革新的なパートナーシップをおこなうと発表。AIを活用したインタラクティブな会話型メディアプラットフォーム「FYI RAiDiO」が、メルセデスベンツ車に搭載されることになる。

【画像全3枚】

FYI RAiDiOは、従来のラジオの概念を一新し、リスナーと音楽、トークラジオ、文化コンテンツをより深くつなげる次世代のラジオ体験を提供する。最先端の言語モデル、公開Webコンテンツ、音楽ライセンス、そして「ペルソナ」と呼ばれるパーソナライズされた音声キャラクターを活用し、魅力的でパーソナライズされたラジオ体験を創出する。

現在、FYI RAiDiOプラットフォームには、ポップカルチャー、スポーツ、テクノロジー、音楽など、16の対話型「STAiTiON」が用意されており、2025年にはさらに多くのステーションが追加される予定だ。

AIを活用したインタラクティブな会話型メディアプラットフォーム「FYI RAiDiO」が、メルセデスベンツ『CLA』新型などに搭載AIを活用したインタラクティブな会話型メディアプラットフォーム「FYI RAiDiO」が、メルセデスベンツ『CLA』新型などに搭載

FYI RAiDiOの特筆すべき機能は、ラジオホストとして機能する魅力的な音声キャラクターだ。リスナーは、現在再生中の曲や任意のトピックについてAIホストに質問し、リアルタイムで回答を得ることができる。また、全大陸の地域バリエーションを含む多様なAIペルソナが用意され、コンテキストに基づいたモデレーションを提供することで、リスナーのインタラクティブな体験を向上させる。

メルセデスベンツは、この革新的なコラボレーションのロールアウトを、米国市場でのベータプログラムから開始する。対象となるのは、2024年以降の『Eクラス』と『CLE』、2025年の『Cクラス』と『GLC』、そして新型『CLA』のオーナーだ。

この取り組みは、メルセデスベンツが推進する車載AIアシスタントの進化の一環であり、GoogleクラウドのAutomotive AI AgentやマイクロソフトのチャットGPT技術を活用した詳細なナビゲーションや共感的な対話機能の統合に続くものとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る