日野自動車、エンジン認証に関する不正で判決…総額16億ドルの制裁金 米国

日野自動車(写真はイメージ)
日野自動車(写真はイメージ)全 1 枚

米国司法省は3月19日、日野自動車のエンジン認証に関する不正行為に対して、総額16億ドル超の制裁金を科す判決を発表した。

ミシガン州東部地区連邦地方裁判所のマーク・A・ゴールドスミス判事は、日野自動車に対し5億2176万ドルの罰金と5年間の保護観察処分を言い渡した。

裁判所の記録によると、日野自動車は2010年から2019年にかけて、米国の大気浄化法に違反してエンジン認証申請を偽造していた。同社のエンジニアらは排出ガスのテストデータを改ざんし、不適切な試験を行い、さらにはテストを実施せずにデータを捏造していたという。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る