三菱のコンパクトSUV、『エクスフォース』にハイブリッド…タイで世界初公開

三菱『エクスフォース』のハイブリッド
三菱『エクスフォース』のハイブリッド全 5 枚

三菱自動車は3月20日、コンパクトSUV『エクスフォース』のハイブリッドEV(HEV)モデルを、タイ・バンコクで世界初公開した。

新型「エクスフォースHEV」は、三菱自動車初となる『エクスパンダー』のHEVモデルから進化させたハイブリッドシステムを搭載している。新開発のトランスアクスルと高速走行時にモーターをドライブシャフトから切り離すモーターディスコネクト機構を採用し、エネルギーロスを大幅に低減。これにより、クラストップレベルの燃費となる24.4km/リットルを実現した。

走行モードはEVモード、ハイブリッドモード、回生モードで構成され、走行状況や駆動用バッテリー残量に応じて最適なモードを自動選択する。発進時や低速域ではEVモードで電気のみで走行し、登坂時や加速時はエンジンとモーターを併用するハイブリッドモードに切り替わる。

エクスフォースHEVには、高出力モーターとハイブリッド専用に開発した高性能駆動用バッテリーを採用。エンジンには1.6L DOHC 16バルブ MIVECエンジンを高出力化して搭載している。

同車はタイのレムチャバン工場で生産され、本日よりタイで受注を開始する。3月24日から開催される第46回バンコク国際モーターショーにも出展予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る