「カラーが変わるだけで魅力的に…」新型ヤマハ『XSR900』、日本市場のための新色に大反響…大阪モーターサイクルショー2025

ヤマハ XSR900 ABS 2025年モデルの日本限定カラー「アイボリー」(大阪モーターサイクルショー2025)
ヤマハ XSR900 ABS 2025年モデルの日本限定カラー「アイボリー」(大阪モーターサイクルショー2025)全 25 枚

ヤマハ発動機は13日に、ネオレトロバイク『XSR900 ABS』の2025年モデルを発表、細部にわたる改良が加えられた。注目は日本限定カラー「アイボリー」の採用だ。21日に開幕した「大阪モーターサイクルショー2025」では、目玉車両として一般初公開。早くも「このカラー最高!」「欲しくてたまらない」など大きな反響を呼んでいる。

XSR900は、直列3気筒888ccエンジンを軽量アルミフレームに搭載する、ヤマハのスポーツマインドを走りとデザイン凝縮したスポーツヘリテージモデル。2025年モデルは、アクセシビリティを中心にアップデートが施された。

ヤマハ XSR900 ABS 2025年モデルの日本限定カラー「アイボリー」(大阪モーターサイクルショー2025)ヤマハ XSR900 ABS 2025年モデルの日本限定カラー「アイボリー」(大阪モーターサイクルショー2025)

変更点としては、ハンドル形状の最適化から、新作ハンドルスイッチ、アジャスター機構付クラッチレバー、スマホと連携可能な5インチディスプレイの採用など運転時の快適性の向上などがある。また、出力特性・各種電子デバイスの採用介入度を選択できる「YRC(ヤマハライドコントロール)」と、KYB製フルアジャスタブルリアサスペンション採用とフロントサスペンションの最適化が行われた。

新シートを採用し、従来よりも柔らかなクッションが使用され、表皮、形状も変更されている。

カラーは、往年のヤマハレースマシン譲りの赤・白を基調とした「ホワイト(シルキーホワイト)」、ゴールドホイールを組み合わせた「ブラック(ブラックメタリックX)」、そして日本限定カラーとして設定された「アイボリー(セラミックアイボリー)」の3色が設定される。

ヤマハ XSR900 2025年モデルの3色ヤマハ XSR900 2025年モデルの3色

「アイボリー」は、従来型がスポーツヘリテージモデルとして先代よりもスポーティかつレーシーな個性を持っていた一方で、先代がもつカジュアルさやカスタマイズ性が薄れてしまったという声を受けて生まれたもので、タンクやカウルのアイボリーだけでなく、シートも専用色となっている。

一般初公開となった大阪ショーでヤマハは、このアイボリーのXSR900と、ブラック×ゴールドのカスタマイズコンセプトを展示。2025年モデルを勢揃いさせている中でも、一際来場者の注目を集めている。

X(旧Twitter)でも13日の発表からさまざまなコメントが飛び交う。新色アイボリーについては「このカラー最高!」「アイボリーが欲しくてたまらない笑」「カラーが変わるだけでこんなに魅力的なバイクに化けるなんて…」「今までのカラーがスポーティーだったから新鮮」など好評だ。

ヤマハ XSR900 2025年モデル(ブラックメタリックX)のカスタマイズコンセプト(大阪モーターサイクルショー2025)ヤマハ XSR900 2025年モデル(ブラックメタリックX)のカスタマイズコンセプト(大阪モーターサイクルショー2025)

他のカラーについても「それ(アイボリー)以上に黒金たまらんな」「黒×金もチョイ悪感があってかっこいい」「新色かっこよすぎ、全色集めたいくらい」といった声も上がっている。

性能面、使い勝手のアップデートについても、「リアサス変更もスマホ対応新作メーター採用も大変嬉しい」「足つきとシートが良くなったらしいけど、信じて良いんだよね?」「装備が豪華になってる!」など関心が寄せられていた。

「XSR900 ABS」は2025年4月14日発売予定。価格はホワイトとブラックが132万円、アイボリーが135万3000円。アイボリーは2025年9月30日までの限定受注となる。

《大矢根洋・宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  2. その“黄色い枠”も隠せます! 必見のナンバーフレーム最新アイテム5選[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. CATL、世界初の量産ナトリウムイオン電池発表…マイナス40度でも90%の電力キープ
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る