日産株価が続落…次期社長下の経営再建策発表もトランプ関税に勝てず

日産の次期社長、イヴァン・エスピノーサ氏
日産の次期社長、イヴァン・エスピノーサ氏全 1 枚

27日の日経平均株価は前日比227円32銭安の3万7799円97銭と3日ぶりに反落。米トランプ政権が日本からの輸入車も例外なく、輸入自動車に25%の追加関税を課すると発表したことで、日本経済への悪影響に対する警戒感が強まり、自動車株を中心に幅広い銘柄が売られた。

26日のニューヨークダウは132ドル安の4万2454ドルと4日ぶりに反落。取引終了後の自動車に対する追加関税発表が相場の重しとなり、さらに、半導体関連の輸出規制がハイテク株の売りを誘った。

ハイテク株主体の米ナスダック市場も4日ぶりに反落。電気自動車(EV)のテスラは5.58%安。25日、トランプ関税への対抗措置として、カナダがテスラ車を購入時補助金制度の対象から除外する旨発表している。


《山口邦夫》

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