48Vハイブリッドのジープ『アベンジャー4xe』、5月から欧州納車へ

ジープ『アベンジャー4xe』
ジープ『アベンジャー4xe』全 5 枚

ジープは、小型電動SUV『アベンジャー4xe』の欧州での納車を5月から開始すると発表した。このモデルは、高効率ハイブリッドシステムと最新のAWD技術を融合させた革新的なパワートレインを搭載している。

アベンジャー4xeの心臓部には、48Vハイブリッドシステムが採用されている。136hpを生み出す1.2リットルターボエンジンに加え、前後に21kWの電気モーターを配置することで、効率性と性能を両立させている。この先進的なパワートレインにより、合計145hpの出力を実現し、オンロードとオフロードの両方で高いドライビング体験を提供する。

ジープ『アベンジャー4xe』ジープ『アベンジャー4xe』

6速デュアルクラッチ式オートマチックトランスミッションと組み合わされたこのシステムは、低速時に完全電気モードでの走行を可能にする。最高出力145hp、最高速度194km/hを達成し、0-100km/h加速は9.5秒で完了する。

オフロード性能も大幅に向上している。アプローチアングル22度、ブレイクオーバーアングル21度、デパーチャーアングル35度を実現し、最低地上高も210mmに増加。さらに、400mmの渡河性能を持つなど、前輪駆動モデルと比較してより頑丈で多用途な設計となっている。

セレクテレインシステムにより、ドライバーは様々な走行条件に合わせてドライブモードを選択できる。オート、スノー、サンド&マッド、スポーツの4つのモードが用意され、それぞれの状況に最適な走行特性を追求している。

《森脇稔》

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