マセラティ『MC20チェロ』に「Less is More」、新プログラム「フォーリセリエ」でカスタマイズ

マセラティ『MC20チェロ 』の「Less is More...?」
マセラティ『MC20チェロ 』の「Less is More...?」全 5 枚

マセラティは、オープンスーパーカー『MC20チェロ』のカスタマイズモデル 「Less is More...?」を欧州で発表した。この車両は、同社の「フォーリセリエ」プログラムの集大成として位置付けられている。

【画像全5枚】

『MC20チェロ Less is More...?』は、20世紀初頭のドイツで生まれたバウハウス芸術運動にインスピレーションを得たデザインが特徴だ。車体全体に幾何学的な模様が施され、マットブルーのボディカラーに、ドット、ライン、三角形、長方形などの図形が組み合わされている。これらの図形は、ボンネット上でマセラティのシンボルのトライデントを形作ったもの。

カラーリングにも特別な配慮がなされている。マセラティの初期のレーシングカーに使用されたロッソ・カパンネレ・グロス、モデナの紋章を想起させるジャッロ・アヴィア・ペルヴィア・グロス、『MC20』のローンチカラーのビアンコ・アウダーチェなど、バウハウスの色彩理論をマセラティ流に解釈した色使いとなっている。

さらに、20インチの「コルサ・フォルジアティ・オパキ」ホイールには、4輪に独自の色の組み合わせを採用。フロントとリアで異なる配色を用いることで、より芸術的な印象を与えている。

この特別仕様車は、マセラティの「フォーリセリエ」プログラムの一環として、顧客の要望に応じて1台限りで製作された。同プログラムは、顧客の夢を形にすることを目的としており、MC20チェロ Less is More...? はその最高峰の作品といえる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  5. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る