EV向けに多様なテクノロジー、中国の上海電気が出展へ…ハノーバーメッセ2025

上海電気のロゴ
上海電気のロゴ全 2 枚

中国の大手電機メーカーの上海電気は、3月31日にドイツで開幕する「ハノーバーメッセ2025」に出展する。

同社は「Innovation Igniting the World(世界を照らすイノベーション)」をテーマに、20以上の画期的な製品とソリューションを展示する予定だ。

上海電気のブースでは、航空宇宙分野に特化した自動化システム、最先端のeモビリティソリューション、統合型ゼロカーボン産業団地システムなど、低炭素製造への世界的な移行を支援するための技術が紹介される。

同社は展示会期間中、8つのテーマ別ロードショーを開催。戦略的なグリーン産業ビジョン、革新的な航空機組立ライン、EV用の熱管理システム、EVパワートレインシステムなどのトピックを取り上げる。また、風力タービンのための欧州R&Dセンターや、スマートPVシステム、グリーン水素設備、産業用駆動システムの進展についても紹介する。

製品面では、電動自動車(NEV)の主要コンポーネントに関する最新の開発を強調する。電池、駆動モーター、電子制御システムの自動生産ラインを含む展示を行う。

来場者は上海電気のブースで、中国の伝統的な活版印刷に触発された裸眼3Dディスプレイを体験できる。また、AIアルゴリズムを使用して複数のエネルギーを補完し合うエネルギー管理フレームワークや、工業団地のライフサイクル全体を脱炭素化するためのソリューションも紹介される。

《森脇稔》

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