ピレリ、最新技術を結集した第5世代の新ハイパフォーマンスタイヤ『P ZERO』を発表

ピレリ、最新技術を結集した第5世代の新ハイパフォーマンスタイヤ『P ZERO』を発表
ピレリ、最新技術を結集した第5世代の新ハイパフォーマンスタイヤ『P ZERO』を発表全 5 枚

伊ピレリが3月31日、ハイパフォーマンスタイヤ「P ZERO」を発表。18インチから23インチまでのサイズが用意され、すでに50種類以上の製品が販売開始されている。日本国内では4月1日より順次販売開始となる。

今回発売となったのは「P ZERO」の第5世代モデル。1985年の登場以来、高性能と安全性の代名詞として進化を続けてきた同モデルは、今回の新型で更なる性能向上を実現している。

新型P ZEROのおもな特徴は、ドライ路面とウェット路面の両方でのハンドリング向上と制動距離の短縮だ。これらの性能向上は、ピレリが採用した最先端の開発技術によって達成されているが、特筆すべきは、人工知能システムとピレリ独自のアルゴリズムを組み合わせた画期的な開発プロセスで、タイヤの性能ダイナミクスをこれまでにない深さで理解することが可能になった。

ピレリ、最新技術を結集した第5世代の新ハイパフォーマンスタイヤ『P ZERO』を発表ピレリ、最新技術を結集した第5世代の新ハイパフォーマンスタイヤ『P ZERO』を発表

さらに、仮想プロトタイプテストも重要な役割を果たし、開発時間の短縮とリソースの最適化に貢献している。これらの革新的なアプローチにより、ピレリは急速に進化する自動車市場のニーズ、とくに電気自動車への移行に先んじて対応してきている。

新型P ZEROには、ピレリの特徴である「Elect」技術が採用されている。Electは電気自動車およびプラグインハイブリッド車向けの技術パッケージで、転がり抵抗の低減による航続距離の増加や、高トルクへの対応、ノイズ低減などの特長を持つ。

ピレリのエンジニアたちは、『ランボルギーニウルスSE』『アウディA5』『BMW M5/M5ツーリング』『メルセデスGLE/GLS』『ルシッドグラビティ』『ポールスター4』『Nio ET9』『シャオミSU7』など、多数の新型車向けにこのタイヤの専用バージョンを開発し、技術承認を取得している。

そのほか、過去40年間では『フェラーリF40』『ランボルギーニアヴェンタドール』『マクラーレンP1』、すべての『パガーニ』『アストンマーティンV12ヴァンテージ』『ポルシェ911』などの車や、アウディ、BMW、ジャガーランドローバー、メルセデスなどのブランドの多数のモデル向けに、3000を超えるP ZEROの専用バージョンが作られてきている。

《ヤマブキデザイン》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  5. 日産、追浜工場の跡地活用計画、9月末までに決定へ[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る