サムスンSDI、46mm次世代円筒形電池を生産開始…マイクロモビリティに搭載へ

サムスンSDIが次世代円筒形電池「46シリーズ」を生産開始
サムスンSDIが次世代円筒形電池「46シリーズ」を生産開始全 2 枚

韓国のサムスンSDIは3月31日、次世代円筒形電池として知られる直径46mmの「46シリーズ」電池の生産を開始したと発表した。

ベトナム子会社で出荷を開始した4695バッテリーは、直径46mm、高さ95mm。韓国の工場で生産され、ベトナム子会社でモジュールに組み立てられる。初期段階では米国の顧客向けにマイクロモビリティ用途で供給される予定だ。

同社は、独自の製造競争力、技術的優位性、品質管理により、当初の計画より1年以上早く次世代製品の生産を開始できたと強調している。46シリーズ電池は高ニッケルNCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)正極材と独自のSCN(シリコンカーボンナノコンポジット)負極材を採用。最先端の化学技術により、エネルギー密度と寿命を向上させつつ、安全性強化の一環としてバッテリーの膨張を防止している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  2. 「盤石シャシー」に「装甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  3. BYD、国内EV累計販売が5305台に…5000台目の『シーライオン7』を納車
  4. 「ついに樹脂バンパーやめるのかー」ルノー『カングー』が大きくイメチェン! 装備の充実に「豪華ングー」の声も
  5. レクサス『LC』の特別仕様「最高峰」モデルに「美しすぎる」「マットカラーたまらん」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る