ARグラスを通して「3Dカタログ」を表示、AIアシスタント活用で人件費削減も

ARグラスを装着してカタログのQRコードを見るだけで製品の3Dモデルを表示し、確認や試し置きができる「試せるARカタログ」
ARグラスを装着してカタログのQRコードを見るだけで製品の3Dモデルを表示し、確認や試し置きができる「試せるARカタログ」全 6 枚

palanは、ARグラスを装着してカタログのQRコードを見るだけで製品の3Dモデルを表示し、確認や試し置きができる「試せるARカタログ」の提供を開始した。

「試せるARカタログ」イメージ

この新サービスは、自動車、大型機械、医療機器など、物理的に持ち運びが困難な製品の営業活動における課題を解決するために開発された。従来のカタログや資料だけでは製品のサイズ感や細部、実際の操作感を十分に伝えることが難しかったが、「試せるARカタログ」を使用することで、顧客は実物に近い形で製品を体験できるようになる。

ARグラスをかけた状態でQRコードを見るだけで、3Dモデルの製品が空間に表示される。AI搭載型バーチャルアシスタントによる製品解説や質問対応も行えるため、人件費の削減も可能だという。

palanARですぐに作成、体験、分析が可能な点も特徴だ。ノーコードのWebAR作成サービス「palanAR」を活用し、最短1分でコンテンツを作成できる。

また、第一弾としてNTTコノキューデバイス製のXRグラス「MiRZA(ミルザ)」に対応を開始。今後、他のARグラスやXRデバイスへも順次対応を予定している。

palan社は「現実とデジタルを組み合わせ、新しい社会を創る」というミッションのもと、ARでマーケティングや観光の課題解決をするプラットフォームを提供している。2017年頃からWebAR技術を用いた開発を続けており、地方自治体やエンターテインメント業界など、幅広い分野にARサービス・AR開発を提供している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 【トヨタ GRヤリス 新型試乗】448万円からの価格にも納得、GRヤリスはまだまだ進化する…九島辰也
  5. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る