高速道コンビニ初の無人決済も、常磐道・日立中央PAに「ハイブリッド店舗」誕生

常磐自動車道 日立中央パーキングエリア(上り線)のファミリーマートを、無人決済エリアを併設したハイブリッド店舗としてリニューアル
常磐自動車道 日立中央パーキングエリア(上り線)のファミリーマートを、無人決済エリアを併設したハイブリッド店舗としてリニューアル全 2 枚

NEXCO東日本、ネクスコ東日本エリアトラクト、TOUCH TO GO(TTG)、ファミリーマートは4月11日、常磐自動車道 日立中央パーキングエリア(上り線)のファミリーマートを、無人決済エリアを併設したハイブリッド店舗としてリニューアルオープンする。

常磐道・日立中央PAの「ハイブリッド店舗」

これは、高速道路コンビニとしては初の取り組みだ。

この新しい形態の店舗は、有人エリアと無人決済エリアを組み合わせることで、さらなる利便性と省人化の両立を目指している。有人エリアではホットスナックやたばこ、お土産品など、無人対応が難しい商品をスタッフが販売する。一方、無人決済エリアではおむすびや飲料、菓子などをスムーズに購入できる仕組みを導入している。

無人決済エリアでは、商品を手に取ると自動的に認識され、レジでのスキャンなしで会計が完了する。これにより、スピーディーな買い物体験を提供する。

この取り組みは、NEXCO東日本、エリアトラクト、TOUCH TO GOの3社が業務提携して実現したものだ。人手不足という社会的課題に対して、省人化を進めながらもサービス品質を維持・向上させることを目指している。

さらに、この店舗は一般道からも利用可能な「ウォークインゲート」を設置しており、周辺地域の住民にとっても日常的な買い物場所として機能することが期待されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る