アルファロメオ博物館、色彩で紡ぐ100年の歴史を展示…12色で綴るアルファロメオの魂

イタリアのアルファロメオ博物館において、色をテーマにした1年間の特別企画を開始
イタリアのアルファロメオ博物館において、色をテーマにした1年間の特別企画を開始全 5 枚

アルファロメオは、イタリアのアルファロメオ博物館において、色をテーマにした1年間の特別企画を行うと発表した。

アレーゼにあるアルファロメオ博物館で開催されるこの展示会では、12ヶ月にわたり12色をフィーチャーし、これまで公開されていなかったアイコニックなモデルや、アルファロメオ・ドキュメンテーションセンターの資料を通じて、ブランドの歴史を紐解いていく。

イタリアのアルファロメオ博物館において、色をテーマにした1年間の特別企画を開始イタリアのアルファロメオ博物館において、色をテーマにした1年間の特別企画を開始

色彩は、アルファロメオにとって単なる美的選択以上の意味を持つ。それは感情を表現する言語であり、各モデルに込められた情熱やイノベーション、イタリアンスピリットを象徴するものだ。「ルーチェ・デル・ボスコ」「サッビア・サハラ」「ジャッロ・ジネストラ」など、様々な色名が登場するが、中でも「ロッソ・アルファ」は、イタリアンスポーツの象徴として知られている。

展示は月替わりで行われ、1月のベージュから始まり、2月の青、3月の緑と続く。6月にはアルファロメオの創立記念日にちなんで「ロッソ・アルファ」が主役となる。夏は鮮やかな黄色やオレンジ、秋は灰色、茶色、黒と続き、12月には再び赤系統の色で締めくくられる。

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この特別展では、車両展示だけでなく、限定Tシャツのカプセルコレクションも販売される。各シャツには、アイコニックな色とそれを有名にしたモデルが記されている。さらに、博物館内のカフェでは、シェフのルカ・セヴェーゾ氏による、展示色にインスピレーションを得たリゾットも提供される。

アルファロメオの歴史において、色彩は常に重要な役割を果たしてきた。20世紀初頭の仕立て屋のような2トーンカラーから、1950年代の『ジュリエッタ』によるブランドイメージの変革、1960年代から70年代の鮮やかな色使い、そして90年代の「アズーロ・ヌーヴォラ」に至るまで、色彩を通じてブランドの進化を追うことができる。

《森脇稔》

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