ベクター、SDV開発のモジュラープラットフォームに、小型マイコン向け軽量ソフトウェア「MICROSAR IO」発表

ベクターが小型マイクロコントローラー向けに軽量かつセキュアでコスト効率のよい組み込みソフトウェアをリリース(イメージ)
ベクターが小型マイクロコントローラー向けに軽量かつセキュアでコスト効率のよい組み込みソフトウェアをリリース(イメージ)全 1 枚

自動車向けソフトウェアを手がけるベクターは、小型マイクロコントローラー向けの新しい組み込みソフトウェア製品「MICROSAR IO」を発表した。この製品は、ソフトウェア定義自動車 (SDV) 開発のためのモジュラープラットフォームの一部として提供される。

MICROSAR IOは、低コストでリソースに制限のあるマイクロコントローラー向けに設計されており、特に自動車のサブシステムに適している。バッテリー管理、駐車センサー、HVACシステムなどの用途で、効率性と低リソース消費が特長だ。

基本構成に必要なROMとRAMは、オペレーティングシステム、通信、ソフトウェア更新機能を含めてそれぞれ32kバイトと8kバイトのみという軽量設計となっている。また、VS CodeのPlatformIO拡張機能に完全に統合されており、IoTのような開発体験を統一環境で提供する。


《森脇稔》

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