70年代ディーラーとエーテル宇宙、レンジローバーが「時空を超える」大型アート公開

レンジローバーの大型インスタレーション「Futurespective: Connected Worlds」
レンジローバーの大型インスタレーション「Futurespective: Connected Worlds」全 6 枚

レンジローバーは、イタリアで開幕した「ミラノデザインウィーク2025」において、初の大型インスタレーション「Futurespective: Connected Worlds」を公開した。

この展示は、カリフォルニア州を拠点とするイノベーションデザインスタジオNUOVAとの共同制作によるもの。18世紀のパラッツォ・ベルジョイオーゾを舞台に、来場者は2つの時空ポータルを通じて1970年から2025年までの時間旅行を体験できる。レンジローバーの社内クリエイティブチームとNUOVAは、ブランドのデザインの系譜と現代の高級車への影響を視覚的に物語る。

レンジローバーの大型インスタレーション「Futurespective: Connected Worlds」レンジローバーの大型インスタレーション「Futurespective: Connected Worlds」

展示の中心となるのは、1970年代の車のディーラーショップをイメージした空間と、未来を見据えたエーテル的な空間の2つだ。前者には、1970年の発売に先立って製造された最初の試作車「YVB 151H」が展示されている。後者には、最新の第5世代『レンジローバー・オートバイオグラフィー』が置かれ、ブランドの進化と一貫したアイデンティティを象徴している。

この体験型展示は、視覚だけでなく聴覚や嗅覚も刺激する。特別に制作された家具、サウンドスケープ、そしてNUOVAのフレグランスブランドAeirによるカスタムの香りが空間を彩る。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る