トヨタなど自動車5社とENEOS、「大阪・関西万博2025」で合成燃料車両を運行へ

合成燃料を使用する来賓向け車両のトヨタ・ヴェルファイアとマツダCX-80
合成燃料を使用する来賓向け車両のトヨタ・ヴェルファイアとマツダCX-80全 2 枚

ENEOS、スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ自動車、マツダの6社は、「大阪・関西万博2025」の会場内での運行用に、合成燃料を使用した車両を提供すると発表した。

ENEOSは、NEDOの「グリーンイノベーション基金」の支援を受け、2024年9月に完成した実証プラントで製造した合成燃料を提供する。この合成燃料は、再生可能エネルギー由来の水素とCO2を原料とし、製品ライフサイクル全体でCO2排出量を抑えることができる。さらに、液体燃料であるため、既存のインフラを活用できる点が特徴だ。

大阪・関西万博2025では、トヨタとマツダが来賓向け車両を、スズキ、スバル、ダイハツが関係者向け車両を提供する。これらの車両は、合成燃料を使用してガソリン同様に走行可能であることが確認されている。

6社は、この取り組みを通じて、合成燃料で走るエンジン搭載車両がカーボンニュートラルに向けた重要な選択肢であることを示し、大阪・関西万博の「EXPO 2025グリーンビジョン」の達成に貢献することを目指している。

《森脇稔》

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