ルノー、AI活用で先進的車内サウンド実現へ…ジャン=ミシェル・ジャールとの提携延長

ジャン=ミシェル・ジャール氏(左)とルノーグループのルカ・デメオCEO
ジャン=ミシェル・ジャール氏(左)とルノーグループのルカ・デメオCEO全 1 枚

ルノーは、電子音楽の先駆者として知られるジャン=ミシェル・ジャール氏との提携を2025年から4年間延長すると発表した。この提携は、ルノー車のユーザーにより没入感のある音響体験を提供することを目指している。

ジャール氏は、その音響工学の専門知識と音楽的創造性を活かし、ルノーのUX/UIデザイン部門やエンジニアリング部門、さらにIRCAM(音響音楽研究所)や音響機器サプライヤーと協力して、新しい音響システムや音楽体験の開発に取り組む。

これまでの提携では、ルノー車の音響アイデンティティの確立に成功している。具体的には、ドライバーを迎える起動音や、時速30km以下で歩行者に注意を促す電気自動車用の警告音などが開発された。特に警告音については、ルノーブランドのアイデンティティを反映しつつ、都市の音環境に配慮した設計がなされている。

新たな提携では、AIを活用してより高度な音響体験の実現を目指す。ルノーは、この提携を通じて開発される革新的な機能を、今後発売される新モデルに順次搭載していく予定だ。

《森脇稔》

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