ルノー『セニックEV』にワンペダル走行機能を追加、双方向充電も可能に

ルノー セニック E-Techエレクトロニック
ルノー セニック E-Techエレクトロニック全 5 枚

ルノーは、EVでSUVの『セニック E-Techエレクトロニック』に革新的な機能を追加すると発表した。新たに追加される主な機能のひとつが、ワンペダル走行だ。セニックE-Techは、ステアリングホイールのパドルを備えた回生ブレーキシステムを搭載しているが、新たにワンペダル機能が追加された。

この機能により、アクセルペダルのみで加速、減速、停止が可能となり、都市部での運転がよりスムーズになる。また、ブレーキパッドの摩耗を減らし、エネルギー回収を最適化する利点もある。

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また、セニックE-Techには、標準で11kWのAC双方向充電器が搭載される。これは3kW(単相)から11kW(三相)までの電力に対応可能である。さらに、2025年夏までに22kWのAC双方向高速充電器がオプションで提供される予定だ。

V2L(Vehicle-to-Load)機能も追加。電力変換アダプターを使用することで、スセニックE-Techは家電製品に電力を供給することができる。最大3.7kWの出力で、220Vコンセントと同等の電力を提供可能だ。

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V2G(Vehicle-to-Grid)機能も採用した。フランスで利用可能なV2Gシステムと双方向充電を組み合わせることで、電力系統に電力を逆潮流させ、家庭の電気料金を削減することができる。

さらに、プラグ&チャージも導入する。DC充電スタンドで、会員カードや支払いカードなしで充電が可能になる。車両を接続するだけで自動的に認識され、充電が開始される。

《森脇稔》

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