スバルのSUPER GT参戦車両「BRZ GT300」、NTNの軸受を採用

スバルのSUPER GT参戦車両「BRZ GT300」
スバルのSUPER GT参戦車両「BRZ GT300」全 2 枚

NTNの軸受が、スバルテクニカインターナショナル(STI)のSUPER GT参戦車両「BRZ GT300」に採用されたと発表。NTNの軸受を搭載した車両は、2025年4月から11月にかけて開催される「AUTOBACS SUPER GT 2025 SERIES」の全レースに登場する。

SUPER GTは、日本最大級の観客動員数を誇る自動車レースシリーズで、国内外の会場で年間全8レースが開催される。高性能なGTカーをベースとしたレーシングカーとトップドライバーによるレースは、国内外で多くのファンを魅了している。

BRZ GT300に採用されたのは、タイヤの回転を支える円すいころ軸受。長時間かつ長距離走行に加え、急カーブ時による荷重や衝撃も受ける過酷な使用環境に対応するため、豊富なラインアップの中から、最適なころの本数や幅、軌道輪により耐荷重性と低トルク性を両立した商品を選定しており、極限の環境下におけるレースに挑戦するBRZ GT300のパワフルで安定した走行に貢献する。

NTNの軸受NTNの軸受

NTNはこれまでにもSTIのモータースポーツ参戦車両「WRX」などにドライブシャフトやハブベアリングを提供し、車両パフォーマンスを支えてきた。NTNは駆動領域におけるグローバルトップメーカーとして、自動車向け商品の開発や提供を通じて自動車市場の進展とモータースポーツの振興に貢献している。

2025年のSUPER GTは、岡山国際サーキットを皮切りに、富士スピードウェイやセパン インターナショナル サーキットなどで開催される予定。NTNの技術によって、BRZ GT300のパフォーマンスを向上させることを目指す。

《森脇稔》

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