日本でも販売を開始したばかりのヒョンデの新型EV『インスター』が、2025年の「ワールド・エレクトリック・ビークル」に選出された。米「ニューヨークモーターショー2025」で発表された「ワールド・カー・アワード」、ヒョンデの受賞は4年連続となる。
審査は30か国96人のモータージャーナリストによって行われ、インスターのデザイン、航続距離、技術が高く評価された。49kWhのロングレンジモデルは、急速充電や最大370kmの航続距離を可能にしている。

過去には、ヒョンデ『アイオニック5 N』が2024年のワールド・パフォーマンス・カーに選ばれ、『アイオニック5』と『アイオニック6』もそれぞれ2022年と2023年に三冠を達成している。これらの受賞歴は、ヒョンデが自動車イノベーションのリーダーとしての地位を確立していることを示している。
インスターは4月10日より日本での販売も開始。5ナンバーサイズのEVで、価格は284.9万円から、航続距離は最上級グレードで458kmという日本のEV市場を見ても圧倒的な商品力が魅力。3月末時点では300台超の予約が入っているとされており、今後の展開が注目される。