ホンダ『S660』4531台リコール…走行安定性を損なうおそれ

ホンダS660モデューロX
ホンダS660モデューロX全 3 枚

ホンダアクセスは4月18日、軽自動車の2シーターオープンカー、ホンダ『S660』の緩衝装置(前輪サスペンション)ついて、走行安定性を損なうおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2018年6月26日~2022年2月23日に製造されたS660 ModuloX、4531台。

前輪サスペンションにおいて、樹脂製ベアリングの組付方法が不適切なため、ダンパユニットとダンパマウントを締め付けるナット締付時にベアリングが削れ、その破片がワッシャ座面との間に挟まり、ナットの締結力が不足 するものがある。また、当該ナットの締付用工具が不適切なため、ナットの 締結力が不足するものがある。そのため、ハンドル転舵時にダンパユニットのロッド締結部にガタが生じ、締結部近傍に過大な応力が加わり、そのまま 使用を続けると、最悪の場合、当該ロッドが折損し、走行安定性を損なうおそれがある。

改善措置として全車両、前輪サスペンションを対策品に交換する。

不具合の発生件数は8件、事故は起きていない

《宗像達哉》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スペーシア』など6740台…4月のリコール記事まとめ
  2. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  3. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  4. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  5. 世界初の完全ドライブバイワイヤ搭載、BYD「DENZA」がEVスーパーカー提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  3. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る