EVの新基準となるか、キアの小型EV『EV3』が「ワールドカーオブザイヤー」受賞

キア『EV3』が2025年ワールドカーオブザイヤーを受賞
キア『EV3』が2025年ワールドカーオブザイヤーを受賞全 5 枚

ヒョンデ傘下のキアの電気自動車『EV3』が、2025年ワールドカーオブザイヤーを受賞した。この栄誉ある賞は、「ニューヨークモーターショーで2025」で発表された。

ワールドカーオブザイヤーを受賞したキアの小型EV『EV3』

ワールドカーアワードは、30か国から集まった96人の国際的に著名な自動車ジャーナリストによって審査される。今回のEV3の受賞により、キアは2020年以降、ワールドカーアワードでの受賞数を6つに伸ばした。

EV3は、キアのフラッグシップモデル『EV9』の先進技術を、より幅広い層に提供することを目指して開発された。コンパクト電気自動車SUVセグメントに新たな基準を打ち立てている。大胆で先進的な外観デザインと、空間、機能性、快適性を最大限に高めた革新的で実用的な内装が特徴だ。

性能面では、同セグメントをリードする最大605kmの航続距離を誇り、10%から80%までの充電を31分で完了できる。さらに、キアのAIアシスタント、先進運転支援システム(ADAS)、無線ソフトウェア更新(OTA)など、最先端技術を搭載し、所有体験を向上させている。

キアのホ・ソンソン社長兼CEOは、「EV3が2025年ワールドカーオブザイヤーを受賞したことは、キアの全従業員にとって大きな栄誉。この賞は、デザイン主導で技術的に先進的かつ持続可能なモビリティソリューションを提供するキアのグローバルリーダーシップと、EV3のクラスをリードする特性が世界中の顧客のユーザー体験を再定義していることを示しています」とコメントした。

《森脇稔》

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