中国の自動車ブランドのOMODAとJAECOOが、「上海モーターショー2025」において、革新的な体験型展示「O-Universe」を公開した。この展示は、テクノロジーとアウトドアアドベンチャーが融合する未来の自動車世界を予見させるものとなっている。
展示会場では、OMODAの技術主導型「O-LAB」とJAECOOのオフロード体験「J-LAND」という2つのパラレルユニバースが創出された。
OMODAのO-LABは、来場者を未来のテクノロジーの世界に没入させる。ロボット、ロボット犬、ドローンなどのスマート展示物が共存する空間で、2050年の大都市を再現している。流れるようなLEDの壁が銀河を模倣し、OMODAの最新イノベーションを紹介している。
展示の目玉は、OMODAの初のハイブリッド車「OMODA 9 SHS」と初の電気自動車「OMODA E5」だ。これらの車両は、ブランドの電動化ビジョンを象徴している。
一方、JAECOOのJ-LANDは、都会の専門家が街を離れることなくアウトドア体験ができるオフロードパラダイスとなっている。緑豊かな聖域として設計された展示スペースでは、JAECOOの純電気軽量アウトドアSUV「JAECOO 5 BEV」をはじめ、「JAECOO 7 SHS」と「JAECOO 8 SHS」モデルが展示されている。これらの車両は、ブランドの革新的なSHSスーパーハイブリッドシステム技術を搭載している。
展示されたオフロード車両は、岩場のプラットフォーム上でダイナミックなポーズを取り、優れた地形対応能力とアドベンチャーへの準備態勢を示している。展示エリアには、緑豊かな草原や密林が再現され、緑と岩の配置が本物の野生のキャンプ雰囲気を醸し出している。
この展示の期間中、来場者はJAECOO 5 BEVの革新的な「ライトキャンピング」テストドライブを体験できる。この独自の体験は、国際的なゲストを都市の風景から手つかずの自然へと導き、変化に富んだ挑戦的な地形を走破して、手つかずの自然の中へと到達する。これは単なる走行デモンストレーションを超え、アウトドアライフスタイルの新たな可能性を提示するものとなっている。