ジープのPHEV『ラングラー4xe』、約4年で生産25万台達成 米最量販PHEVに

ジープ・ラングラー4xe
ジープ・ラングラー4xe全 5 枚

ステランティスは、ジープのプラグインハイブリッド車(PHEV)『ラングラー4xe』の生産台数が25万台を突破したと発表した。同車は、米国でのPHEV販売台数トップを維持している。

ラングラー4xeは、米国オハイオ州トレドの組立工場で2020年12月から生産を開始。現在も内燃機関モデルと並行して生産されている。25万台目となったのは2025年モデルの「ウィリス」仕様で、カリフォルニア州の顧客に納車される予定だ。米国でのPHEV販売台数トップを維持。

ジープ・ラングラー4xeウィリスジープ・ラングラー4xeウィリス

同車は、2.0リットルターボエンジンと2基の電気モーターを組み合わせたパワートレインを採用。電気走行距離は約34km、燃費は約20.8km/L相当を実現。これにより、日常の通勤やオフロード走行にも対応可能な性能を備えている。

ジープブランドは、ラングラー4xeに続き、『グランドチェロキー4xe』の生産も10万台を突破した。2022年8月にデトロイトで生産を開始したグランドチェロキー4xeは、現在米国でPHEV販売台数3位につけている。

ジープは2001年以来、米国で「最も愛国的なブランド」の座を維持しており、電動化モデルの成功は同社のブランド力をさらに強化する可能性がある。

《森脇稔》

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