アルピーヌは2月26日、創業70周年を記念する限定車『A110 R 70』を発表した。高性能版である「A110 R」の最終生産モデルとなる。
「R 70」の一番の特徴は、贅沢に使用されたカーボンファイバーだ。フロントボンネットからリアウィンドウ、ルーフ、リアスポイラーに至るまで、軽量かつ高剛性のカーボンファイバー製となっている。また、足元に組み合わされる18インチホイールもカーボンファイバー製が使用されている。

加えて、フェンダーやヘッドレスト、スカッフプレートなど各所に配置されるアルピーヌ70周年のロゴは770台限定車であることを主張している。

アルピーヌ70周年を記念したトリコロール(3色)の特別仕様も用意され、ブルー、ホワイト、レッドの3色で各70台、計210台が用意される。

10色の外装色や4種類のインテリアデザインなど豊富なカスタマイズが用意されており、自分好みの一台を作り上げることが可能。
パワートレインはA110 Rと同じ300hp(215kW)、トルク340Nmのエンジンを搭載。スリムなシャシーと相まって、卓越した走行性能を実現している。
A110 R 70のフランス本国でのベース価格は12万2500ユーロ(約1903万円)から。フランス本国では既に注文が開始されているが、日本での販売については未発表となっている。