ワイヤレスカー、AI活用の予測メンテナンスなど3つの新技術を日本初公開へ…「人とくるまのテクノロジー展」

ワイヤレスカーのブースイメージ
ワイヤレスカーのブースイメージ全 2 枚

スウェーデンに本社を置くワイヤレスカーは、5月21日から23日に横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展」において、日本初となる新しいコネクテッドカー技術を発表する。

同社は過去1年間で大きな成長を遂げ、世界で1500万台のコネクテッドカーにサービスを提供するまでに至った。今回の展示会では、この成長を背景に、3つの新技術を日本で初めて公開する。

その3技術とは、AIと機械学習を活用した予測メンテナンス、ソフトウェア定義型車両(SDV)向けの具体的な開発事例、大規模言語モデル(LLM)を活用した新しい車載アシスタント「Wireless Buddy」だ。

これらの技術は、自動車業界におけるデジタル化とコネクテッド化の最先端を示すものになるという。展示会には、ニクラス・フローレンCEOと、テオハン・ジャンセン戦略担当副社長が来日し、直接新技術を紹介する予定だ。

ワイヤレスカーは1999年の設立以来、自動車業界における専門知識を蓄積してきた。現在では100カ国以上で1500万台以上の車両を接続し、ジャガー・ランドローバー、メルセデスベンツ、ボルボカーズなど大手自動車メーカーと提携している。

今回の展示会では、新技術の他にも、位置情報・移動データの分析、デジタルキー管理、スマートEVルーティングなど、幅広いコネクテッドカーサービスを紹介する。また、サイバーセキュリティやデータプライバシー、規制対応についても説明を行う予定だ。

《森脇稔》

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