水素のみで走る「H2モード」搭載、メルセデスベンツの燃料電池バスが独シュトゥットガルトで運行へ

メルセデスベンツの新型燃料電池バス『eシターロ G』
メルセデスベンツの新型燃料電池バス『eシターロ G』全 5 枚

ダイムラーバスは、新しい「H2モード」を搭載したメルセデスベンツの新型燃料電池バス『eシターロ G』を、ドイツのシュトゥットガルター・シュトラーセンバーネン社(Stuttgarter Straßenbahnen)に初めて納入した。

これは、シュトゥットガルト市の排出ゼロバス網構築に向けた第一歩となるという。

シュトゥットガルト市交通局(SSB)は、メルセデス・ベンツの親会社ダイムラー・バスと共同で、新しい「H2モード」を搭載したeシターロ Gの開発に携わってきた。SSBは今後、ディーゼルバスの購入を停止し、2027年までに市中心部で排出ゼロバスのみの運行を目指している。さらに2035年までには、市内全域のバス網で気候中立化を達成する計画だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る