トヨタ『カムリ』2026年モデルに黒が冴える「ナイトシェード」設定

トヨタ・カムリの「ナイトシェード・エディション」(米国仕様)
トヨタ・カムリの「ナイトシェード・エディション」(米国仕様)全 14 枚

トヨタ自動車の米国部門は、今秋発売するハイブリッドセダン『カムリ』の2026年モデルに、新たなグレード「ナイトシェード・エディション」を設定する。

この新グレードは、カムリの魅力的な外観をさらに引き立てる特別仕様で、ミッドナイトブラックメタリックの外装デザイン、専用19インチホイール、グロスブラックのエンブレムを特徴としている。

ナイトシェード・エディションはアイスキャップ、スーパーソニックレッド、ミッドナイトブラックメタリックの3色で展開され、フロントグリル、エアカーテン、サイドカナード、ドアハンドル、ミラーキャップ、シャークフィンアンテナ、リアロワースポーツディフューザー、リアスポイラーなど、多くのパーツがミッドナイトブラックメタリック仕上げとなっている。

トヨタ・カムリの「ナイトシェード・エディション」(米国仕様)トヨタ・カムリの「ナイトシェード・エディション」(米国仕様)

ナイトシェード・エディションの追加により、カムリのグレード構成は「LE」、「SE」、「XLE」、「XSE」と合わせて5種類となる。全グレードが前輪駆動(FWD)または四輪駆動(AWD)から選択可能だ。また、全車がハイブリッドシステムを搭載しており、FWD・LEグレードでは、メーカー推定値で燃費51MPG(約21.7km/リットル)を実現している。

2026年モデルでは、SE、XLE、XSEグレードに新色「ダークコスモス」も追加される。この色は深みのある霞がかったブルーカラーとなっている。

トヨタ・カムリ 2026年モデル(米国仕様)トヨタ・カムリ 2026年モデル(米国仕様)

2026年型カムリは第5世代トヨタハイブリッドシステム(THS)と2.5リットル4気筒エンジンを組み合わせ、FWDモデルでは225hp、AWDモデルでは232hpを発揮する。昨年発表された第9世代カムリでは、THSの調整により、エンジン回転数と同期した自然な加速感を実現。これはリチウムイオントラクションバッテリーからの電力を電動モータージェネレーターを通じて増加させ、加速時のエンジン回転数の急上昇を抑制することで達成された。

カムリには電子制御式無段変速機(eCVT)も搭載されており、ドライバーのアクセル操作に合わせて最適なギア比を選択することで、スポーティでシームレスな走行体験と最適な燃費効率を両立している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. ホイール汚れ撃退! 初心者でもできるホイール洗浄法を解説 ~Weeklyメンテナンス~
  3. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  4. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  5. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る