自動車部就活大学生が驚いた! 重さ2kgの差が走りに効く “レイズ鍛造ホイール体験”のリアル

東日本自動車部新歓フェスタ2025
東日本自動車部新歓フェスタ2025全 19 枚

レイズ東日本自動車部新歓フェスタに出展し、そこで行われたのがホイールの乗り比べ企画。しかも、助手席で体感するというコンテンツだが、大学自動車部に在籍する学生はホイールの違いが明確にわかったという。

東日本自動車部新歓フェスタ2025東日本自動車部新歓フェスタ2025

東日本自動車部新歓フェスタとは、さまざまな大学の自動車部によって合同で行われている新入生歓迎&部員勧誘イベント。東日本と西日本でそれぞれ年1回開催されている。モータースポーツに触れてもらい、興味を持ってもらうことを目的に開催。

東日本自動車部新歓フェスタではプロドリフトチームとドライバーによる同乗走行、ジムカーナドライバーによる同乗走行など、貴重な体感できるコンテンツを開催。さらに企業ブースも数多く出展し、モータースポーツ活動の紹介、商品の紹介、そしてリクルート活動なども行われている。

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そこで行われたのがレイズの「DRIVING EXPERIENCE」。レイズでは2025年に新たなコンテンツとしてホイールを体験する「DRIVING EXPERIENCE」を企画した。これまでホイールはそのデザイン性で選ぶのはもちろん、性能面では軽さや強さなど商品コンセプトとイメージから選ぶのが主流だった。サスペンションのように試乗して選ぶ機会は少なかった。そこで実際に乗って体感してもらう機会を全国的に作ろう、というのがレイズの新たな取り組みである。

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ノーマルホイールとレイズの鍛造ホイールを同じタイヤで履き比べて、その差を感じ取ってもらうというがメインコンテンツとなる。そのポイントは助手席で体感するということ。助手席でわかるのか!? と思うところだが、実はむしろ助手席だからこそ分かることも多いという。

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「社内でホイールの比較テストをしていますが、実は助手席でもすごくわかりやすいです。純正ホイールと弊社の鍛造ホイールの場合、助手席に乗ってみた全員のレイズ社員が体感できました。また、運転に忙しくないので、助手席の人のほうが修正舵が減ったなど客観的な判断が付きやすいです。今年はこういった機会を全国各地で設けて、お客様に体感、体験していただきたいと思っています。今回の新歓フェスタでも多くの学生の方に体感していただけると思います」とレイズの高下さん。

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用意されたのはデモカーのトヨタ『GR86』とマツダ『NDロードスター』。GR86は18インチの純正ホイールを装着。サイズは18インチ7.5J 48。こちらの重量は10.35kg。交換したのはVolkracing CE28 N-plusでサイズは18インチ8.5J 45。重量は8.37kg。リム幅が1J(約25mm)広がっているにも関わらず、1本あたり約2kg軽くなっている。装着タイヤは純正ホイールもCE28 N-plusもTOYO PROXES R1R 225/40R18。

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NDロードスターは純正が16インチ6.5J 45。装着したホイールはCE28 CLUBRACERllの試作品でサイズは完全に純正と同じ。重量は純正の6.72kgに対して5.36kgと1.36kg軽い。比率でいうと80%未満の重さしかない。タイヤはTOYO PROXES R888R 195/50R16。ちなみにクルマはどちらもほぼノーマルだが、HKSのサスペンションHIPERMAX Rが装着されている。

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コースはジムカーナ的なレイアウトだが、中速コーナーまで設定されているもの。ドライバーはDIGP参戦中の横井昌志選手やジムカーナドライバーなどが務めた。

法政大学自動車部の中西亮介さんはGR86で体感。ちなみに普段はEP91スターレットに乗っているという。「重さの差があるとは聞いていましたが、走り出しから軽さが感じられました。それにジャダーのような振動も少ないと感じます。ドリフトしているときもクルマの蹴り出しが軽く感じられ、さまざまなロスが減ったような感じがしました。助手席でも十分に体感できました」とコメント。

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青山学院大学の新入生である福永雄輝さんはこれから免許を取得しクルマを購入予定。NDロードスターで体感。「軽やかに加速すると思いました。曲がりやすくなっているのも感じますし、乗り心地も柔らかく感じられました。助手席でも結構な違いを感じ取ることができました」

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GR86をドライブした横井昌志選手は「軽さはもちろん、その先のグリップ感や剛性感を感じます。ステアリングを切り込んでいった時の剛性感があると感じます。ブレーキも同じように踏むと純正ホイールよりも手前で減速できてしまいます。軽さもありますし、剛性が高いのでタイヤのヨレをダイレクトに感じることができます。ホイールがしっかりしているからこそ、タイヤのことが伝わります。ブレーキ時のタイヤロックの仕方などまでわかりやすいですね」とコメント。

2025年はこういった体感イベントを複数回仕掛けていく予定のレイズ。ぜひ足を運んでみて、ホイールの違いを助手席で体験して、ホイール購入の参考にしていただきたい。

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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