「広い、揺れない、使いやすい」新型救急車、ベルリングが平塚市民病院に納入

ベルリングが神奈川県平塚市の平塚市民病院に新型救急車『C-CABIN』を納入
ベルリングが神奈川県平塚市の平塚市民病院に新型救急車『C-CABIN』を納入全 5 枚

DMM.comの子会社のベルリングは、神奈川県平塚市の平塚市民病院に新型救急車『C-CABIN』を納入し、運用を開始した。

ベルリングの新型救急車『C-CABIN』

救急車は通常、119番通報により消防署から出動するが、出動件数の増加により消防だけでの対応が困難となっている。このため、病院が所有する「病院救急車」の導入が増加している。病院救急車は患者の病院間搬送や災害時のDMAT出動など多様な用途で活用されている。

平塚市民病院の救命救急センターは「断らない救急医療」を理念に掲げ、年間1万件以上の救急搬送を受け入れている。重症患者の早期医療介入を目的とした転院搬送などに対応するため、より多くのケースに対応可能な救急車を求めていた。

ベルリングの新型救急車『C-CABIN』ベルリングの新型救急車『C-CABIN』

ベルリングの「C-CABIN」は「広い、揺れない、使いやすい」をコンセプトに開発された新型救急車だ。平塚市民病院のニーズに合わせてカスタマイズされ、現場の医師や看護師、救命士の意見を反映している。

同車は、車体強度を強化し揺れを最小限に抑制。電動ストレッチャーを搭載し搬送時の負担軽減と安全性向上を実現した。患者を中央に配置し両側からのアプローチが可能に。水洗い可能なフロアで衛生管理を容易にしている。

ベルリングの新型救急車『C-CABIN』ベルリングの新型救急車『C-CABIN』

ベルリングは消防車の軽量化技術を応用し、カーボン製ハイルーフなどを開発してきた。救急・消防のハードウェアベンチャーとして「人に役立ち、未来をつくる。」を理念に掲げ、救急現場の課題解決に取り組んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る