ウェイモの自動運転技術、人間ドライバーと比較して重大事故を85%削減

ウェイモの自動運転技術に関する新研究結果
ウェイモの自動運転技術に関する新研究結果全 1 枚

グーグル傘下の自動運転技術企業ウェイモの自律走行システム「ウェイモドライバー」が、人間のドライバーと比較して交通事故を大幅に削減していることが新たな研究で明らかになった。特に歩行者や自転車利用者など交通弱者の保護において顕著な成果を示しているという。

この研究は「Traffic Injury Prevention Journal」に掲載予定で、ウェイモの「Safety Impact Hub」研究を拡張し、11種類の事故タイプについて人間ドライバーとの比較分析を行ったものだ。5670万マイル(約9130万km)の走行データに基づき、事故の責任の所在にかかわらず分析が行われた。

研究結果によると、ウェイモドライバーは交通弱者との事故において、歩行者関連の負傷事故を92%、自転車利用者と二輪車関連の負傷事故をそれぞれ82%削減した。また、米国道路交通安全局(NHTSA)が人間ドライバーにとって重大な危険と指摘する交差点での負傷事故は96%減少。これは赤信号を無視する車両を検知し適切に対応する能力によるものと分析されている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る