メルセデスベンツ『スプリンター』、世界生産500万台を達成

メルセデスベンツ『スプリンター』が生産500万台達成
メルセデスベンツ『スプリンター』が生産500万台達成全 3 枚

メルセデスベンツは、『スプリンター』の世界生産台数が500万台に到達したと発表した。記念すべき500万台目となる車両は、米国サウスカロライナ州チャールストン工場で生産された電気自動車「eスプリンター」で、長年のメルセデスベンツの顧客であるFedExに納車された。

この節目は、スプリンターの継続的な成功を示すだけでなく、チャールストン工場がメルセデスベンツのグローバル製造ネットワークにおいて果たす重要な役割も浮き彫りにしている。同工場は約20年にわたり、北米市場向けスプリンターの生産拠点として機能してきた。

FedExは、米国内4州でeスプリンターの導入を開始しており、今回の500万台目のスプリンターも同社の拡大する電気自動車フリートに加わる。FedExはメルセデスベンツ・バンの世界最大の顧客の一つであり、北米、欧州、アジア太平洋、南米の市場で、都市間および最終配送サービス向けにスプリンターとeスプリンターを導入している。

2006年に設立されたチャールストン工場は、北米唯一のメルセデスベンツのバン工場。2018年には北米市場向けの第3世代スプリンターの生産に対応するため大規模な拡張が行われた。この拡張には新しいボディショップ、塗装工場、既存の組立エリアの拡張が含まれ、増加する需要に対応できるようになった。


《森脇稔》

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