トヨタモビリティ東京は、東京都世田谷区に「世田谷深沢店」を新規オープンし、竣工式を執り行った。グランドオープンは5月24日だ。
この店舗は旧等々力店と旧尾山台店を統合・移転したもので、統合・移転による新店舗は烏山店、小平BS前店に続き3店舗目となる。
世田谷深沢店は閑静な住宅地に位置し、地域との調和を重視している。店舗上部に壁面緑化を採用し、建物全体の高さを抑えた設計だ。地下にテクノショップを配置し、光や音、臭気を封じ込めて近隣への環境負荷を軽減している。
災害対策も充実。電力面では蓄電池と電気自動車(BEV)からの給電が可能な充放電スタンド(V2X)を設置し、停電時でも一部コンセントや照明の使用が可能だ。水の面では敷地内に“みんなの井戸”を設置し、平常時は地域住民に開放。災害時には生活用水の代替として利用できる。同社は今後、東京都に対して帰宅困難者の一時滞在施設としての申請も予定している。
