F1マシンにも搭載、日本ムーグが超極小油圧サーボ弁出展へ…人とくるまのテクノロジー展 2025

日本ムーグの人とくるまのテクノロジー展 2025ブースイメージ
日本ムーグの人とくるまのテクノロジー展 2025ブースイメージ全 1 枚

モーションコントロール技術を手がける日本ムーグ(MOOG)は、5月21日から23日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に出展する。

「あなたの知らないMOOGここにあります」をコンセプトに、製造装置や試験装置、シミュレータなどの基幹部品を提供するOEMメーカーとして、自動車産業界に貢献してきた実績をアピールする。

今回の展示会では、顧客の現行装置の課題解決に重点を置き、個別打ち合わせ方式を採用。事前予約制で専門エンジニアが解決策を提案する体制を整える。油圧装置のアップグレードや修理、試験装置のアップデート、コントローラの置き換え、油圧から電動・ハイブリッド化への移行など、幅広い技術課題に対応する。

展示予定製品には、モジュール型テストコントローラ、防爆仕様・油圧サーボ弁、デジタルコントロール油圧サーボ弁、防爆仕様ACサーボモータ、遊星ローラスクリュ、金属3Dプリンタ部品、F1マシン搭載の超極小油圧サーボ弁などが含まれる。

日本ムーグは1970年に設立され、モーションコントロール分野で高い信頼を獲得。通信衛星、旅客機、鉄道、医療用画像診断など重要な社会インフラ分野にソリューションを提供している。不透明な状況が続く自動車製造業界において、同社の専門技術が製造現場の課題解決に貢献することが期待される。

《森脇稔》

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