トライアンフモーターサイクルズジャパンは5月13日、世界1200台限定の新型『スピードトリプル1200RX』を発表した。6月中旬より販売を開始する。アグレッシブなポジション、電制サスの採用などにSNSでは「メッチャいい」「ヤバすぎだろ!」など興奮の声が広がっている。
スピードトリプル1200RXは、アグレッシブなライディングポジションが特徴で、より深く低い前傾姿勢を実現。『スピードトリプル1200RS』と比較して、ハンドル位置が69mm低く、52mm前方に配置されている。

最新のオーリンズ製サスペンションとステアリングダンパーを採用し、電子制御を強化。また、オーリンズ製OBTi(Objective Based Tuning Interface)が搭載され、減衰特性を常時モニターして自動調整する機能を備えている。これにより高速走行時の安定性と正確なコントロール性を実現している。
軽量チタンボディのアクラポビッチサイレンサーを標準装備し、排気効率を高めながら特徴的なトリプルサウンドを実現。カーボンファイバー製ボディワーク、RX専用グラフィック、印象的なトライアンフパフォーマンスイエローのペイントスキームにより、スポーティなスタイリングに仕上げられている。

パワーユニットは、トライアンフの1160cc・3気筒エンジンを搭載。最高出力183ps/10,750rpm、最大トルク128Nm/8,750rpmを発揮。Moto2エンジン開発で得られた知見を活かし、より強力で耐久性の高いエンジン設計となっている。
ライダー支援システムも充実しており、フロントホイールリフトコントロール、エンジンブレーキコントロール、ブレーキスライドアシスト、フルアジャスタブルクルーズコントロールなどを装備。5つの異なるライディングモード(Rain、Road、Sport、Track、Rider)を備え、さまざまな走行状況に対応できる。
ブレーキシステムには、ブレンボ製Stylemaキャリパーとブレンボ製MCSスパン&レシオ アジャスタブルレバーを採用。タイヤはピレリ製ディアブロ・スーパーコルサSP V3を装備し、サーキット走行でのパフォーマンスと公道での安心感を両立させている。

カラーはトライアンフパフォーマンスイエローのみの設定で、税込み価格は249万5000円。
そんなスピードトリプル1200RXの日本発売にX(旧Twitter)では、「セパハン化に合わせてステップも変わってメッチャいい」「セパハンだけくれないかな」「めっちゃ欲しい」など、よりアグレッシブになったライディングポジションに高評価の声が上がった。
また、「標準装備でアクラボピッチ製のサイレンサーがつくとかえぐない?」「ヤバすぎだろ! 電子制御サスとか、マジかよ…乗り心地も性能も最高レベル?」など上級装備を満載することに驚きのコメントも見られた。