「日本でも販売して!」英国限定の「キイロ」に日本のファンも熱視線! 注目の1台、スズキ『GSX-8R Kiiro』

スズキ GSX-8R Kiiro Edition
スズキ GSX-8R Kiiro Edition全 6 枚

スズキは4月、英国で大型スポーツバイク『GSX-8R』の限定モデル「Kiiro(キイロ)」を発表した。日本語の「黄色」に由来する名の通り、目が覚めるような鮮やかな黄色ボディが目を惹く1台だ。この発表に日本のバイクファンからも「日本でも販売してくれー」「実車が見たすぎる」など大きな反響が寄せられている。

スズキ GSX-8R Kiiro Editionスズキ GSX-8R Kiiro Edition

「GSX-8R」はライダーの年齢やスキルを問わず、街中からワインディング、サーキットまで多様なライディングを楽しめるスポーツバイク。『GSX-8S』をベースに、スポーツライディングに適したカウリングやセパレートハンドルを装備。歴代のスズキスポーツバイクのヘリテージをデザインに込め、エンジンやシートレールを露出させることで機能美を演出、新時代的で斬新なデザインが特徴となっている。

80ps/8500rpmの最高出力と7.7kgf・m/6800rpmの最大トルクを発揮する775ccパラレルツインエンジンを搭載。革新的な2軸1次バランサー「スズキクロスバランサー」を採用し、エンジンから発生する振動を抑制。エンジンの小型化と、軽快なハンドリングに貢献する。270度クランクの採用により、心地よい鼓動感で、低回転域から滑らかで扱いやすい出力特性と、高回転域までスムーズに吹けあがる絶妙なバランスに仕上がっている。

8Sと同様に、SDMS、STCS、双方向クイックシフトシステム、スズキイージースタートシステム、ローRPM アシスト、ABSを備えたS.I.R.S.を装備。さらにフロントサスペンションをSHOWA SFF-BPに変更し、日常使いからスポーツ走行、ツーリングにも適したモデルとなっており、先進的なデザインを含め、スズキの新時代を代表する1台となっている。

スズキ GSX-8R Kiiro Editionスズキ GSX-8R Kiiro Edition

これに英国でわずか60台限定モデルとして登場したのが「Kiiro」だ。鮮やかな黄色のボディにブラックのロゴ、グレーのホイール、グレーのアルミサブフレームに加え、スズキのアクセサリーカタログに掲載されているオプションパーツが多数付属するのが特徴となっている。

シングルシートカウル、スモークスクリーン、Gillesビレットアルミ製ブレーキレバーとクラッチレバー、タンクパッド、GSXロゴが飾られたツートンシートが付属する。現地価格は9599ポンド(約185万円)。

発表から1か月が経ち、限定60台も完売しているだろうタイミングだが、日本のファンからの熱視線は止みそうもない。X(旧Twitter)では、「カッコイイな!」「実車が見たすぎる」「山吹色の8Rバチクソかっけぇな!縦二眼スタイルめっちゃ好きだ!」「黄色くなっただけでちょっとカッコよく見えるのなんでだろ?」など様々なコメントが寄せられている。

スズキ GSX-8R Kiiro Editionスズキ GSX-8R Kiiro Edition

また、「キイロ日本でも販売してくれー」「キイロエディションが日本販売ならバイク屋行ってたと思う」「先日ジクサーを手に入れたばかりなのにGSX-8R欲しくなってる」など、日本での販売に期待する声や、このキイロをきっかけに8Rに興味を持つファンも多く見られた。

8Rは日本では3月に2025年モデルを発表、現在のカラーラインアップは「トリトンブルーメタリック」「マットソードシルバーメタリック」「マットブラックメタリックNo.2」の3色展開で、価格は119万9000円。いずれも8Rのデザインを引き立てるクールな印象だが、大胆にそのイメージを覆す「キイロ」は多くのファンの心を掴んだようだ。現時点で日本導入の予定はないが、要望が高まれば日本発売の可能性も…?

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 昔ほど“馬力アップ”しない? それでも交換する価値がある理由~カスタムHOW TO~
  2. 「これなら日本人に受ける」BYD初のPHEVワゴン発表に、SNS衝撃「出たら買うのに!」
  3. 300馬力の怪物『マーチ』をレストモッド、「350SR」誕生23周年で日産が発表
  4. デ・トマソ、新型スーパーカー『P72』正式発表 限定72台をオーダーメイド
  5. 『ジムニー』のコンプリートカスタムカーをそのまま販売、313万円ですぐに乗り出せる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る