ボルボは、2026年にオーストラリアのブリスベンにあるワコル工場で電気トラックの生産を開始すると発表した。これによりボルボの電気トラック生産工場は世界で5か所となる。欧州に3工場、米国に1工場、そしてオーストラリアに1工場という体制だ。
ボルボトラックのロジャー・アルム社長は「オーストラリアでの電気トラック生産開始へのコミットメントは、この技術への自信を示すものであり、世界中で目的に合わせた電気トラックの業界最高のラインナップを提供できることを意味する」と述べている。
ボルボトラックは、すでに電気トラック分野でグローバルリーダーとなっており、世界50カ国の顧客に5000台以上の電気トラックを販売している。現在のボルボの電気トラックは8モデルあり、都市内配送や地域配送、建設や廃棄物処理など様々な輸送ニーズに対応している。