トヨタグループの愛知製鋼は、5月21日~23日までパシフィコ横浜で開催される自動車技術の専門展「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に出展する。
今回は、「愛知製鋼の成長戦略を支える技術開発と未来社会に貢献する鍛鋼一貫のモノづくり力」をコンセプトに、「2024-26年度中期経営計画アップデート」で掲げた「環境に一番やさしい鉄屋」として社会に貢献していくための技術を紹介する。
多様に変化する顧客のニーズを先読みし、創業から培った素材技術のDNA、鍛鋼一貫のモノづくりによって、顧客が見据える未来のモビリティ社会実現へと貢献する同社の技術力が展示される。
展示内容には、成長戦略とともに「環境に一番やさしい鉄屋」として幅広い産業や社会へ提供している価値と持続可能な自然・社会への貢献をイラストで分かりやすく紹介するコーナーが設けられる。
技術展示の中心となるのは、駆動ユニットの小型・軽量・高出力化に役立つ部品を中心に鋼材製造から鍛造、機械加工まで一貫して製造する技術だ。また、コバルト(Co)を含まないリチウムイオン電池用正極材料も注目される。
さらに、環境に左右されない安定・高精度の自動運転支援システム「磁気マーカシステム GMPS」を使用した構内物流の自動化技術も紹介される予定だ。