MINI『JCWコンバーチブル』発表、4人乗り小型オープンスポーツという個性

MINI『ジョン・クーパー・ワークス(JCW)コンバーチブル』新型
MINI『ジョン・クーパー・ワークス(JCW)コンバーチブル』新型全 11 枚

MINIは、新型『ジョン・クーパー・ワークス(JCW)コンバーチブル』を欧州で発表した。オープンエアでのモータースポーツ体験を提供する唯一無二のコンパクトなオープンカーだ。

新型JCWコンバーチブルは、2.0リットル4気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載。最高出力231hp(170kW)、最大トルク380Nmを発揮し、0から100km/hまでの加速は6.4秒、最高速度は245km/hに達する。7速デュアルクラッチ式オートマチックトランスミッションを採用し、ステアリングホイールのシフトパドルで素早いギアチェンジが可能だ。

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JCW専用にチューニングされたスポーツサスペンションにより最適なハンドリングを実現した。チリレッドカラーのJCWロゴ入りスポーツブレーキシステムは、制動時の精度と制御性を高めている。

ソフトトップは黒色またはグレーのユニオンジャック柄から選択可能で、18秒で完全に開閉でき、時速30km/hまでの速度で操作できる。さらに、任意の速度でソフトトップを40cmまで開くことができ、サンルーフのような使い方も可能だ。コックピットのOLEDディスプレイには「Always Open Timer」が表示され、オープン走行時間を記録する遊び心も備えている。

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外観では、チリレッドのエアインテークとミラーキャップが、クラシックなブリティッシュレーシンググリーンのボディカラーにスポーティなアクセントを加えている。グロスブラックのフロントグリルとサイドスカート、JCWシグネチャーの水平デイタイムランニングライトを備えたMINI LEDヘッドライトが特徴的だ。

内装には、赤と黒のJCWスポーツシートと専用デザインのスポーツステアリングホイールを装備した。標準装備のハーマンカードンサラウンドサウンドシステムで、走行中も高音質のサウンドを楽しめる。高解像度OLEDディスプレイを中央に配置したコックピットは、タッチまたは音声制御で直感的に操作できる。

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先進運転支援システムも充実しており、12個の超音波センサーと4つのサラウンドビューカメラが安全なナビゲーションをサポート。また、7種類の「MINI Experience Mode」により、スポーティな「Go-kart Mode」から燃費重視の「Green Mode」まで、気分に合わせた走行環境を選択できる。

《森脇稔》

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