シボレーの電気トラック『シルバラードEV』、オフロード仕様「トレイルボス」登場…今夏米国設定

シボレー・シルバラードEVの「トレイルボス」
シボレー・シルバラードEVの「トレイルボス」全 1 枚

シボレーは2025年夏から、電気トラック『シルバラードEV』のラインナップに、オフロード仕様「トレイルボス」を米国で設定すると発表した。

トレイルボスは2インチのリフトアップにより、ベースモデルより24%高い最低地上高を確保。コイルサスペンションは油圧リバウンド制御システムで特別に調整されている。

専用の「テレインモード」は低速時に利用可能で、不整地での操作性を向上させる。通常モードと比較して、テレインモードでは4輪操舵がより鋭く反応し、低速時のトルクとトラクションをより細かく制御できる。オフロードモードや「サイドワインダーモード」と組み合わせることで、あらゆる冒険に対応できる設計となっている。

拡張バッテリーパック搭載のトレイルボスは、最大5670kg(1万2500ポンド)のけん引能力と約950kg(2100ポンド)の積載能力を実現。マックスレンジバッテリーパックでは最大725hpのパワーと775lb-ftのトルクを発揮する。

外観面では、高角度アプローチフロントフェイシア、35インチのオールテレインタイヤと専用18インチホイール、専用バッジ、独自のインテリア、赤いフロントトウフックなど、オフロードトラックらしい力強く攻撃的なデザインを採用している。

シルバラードEVは、ワークトラック、LT、トレイルボスの3つのトリムを用意し、あらゆる価格帯、性能ニーズ、ライフスタイルに対応する。2026年モデルのシルバラードEVの価格は5万4895ドル(約783万円)からとなっている。

シルバラードEVは、ミシガン州のファクトリーZERO デトロイト・ハムトラミック組立工場で生産される。同工場はGMのマルチブランドによる全電動車戦略の発信地となっている。

《森脇稔》

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