中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略

第一汽車の「奔騰(ホントウ)」ブランドのマイクロEV『小馬』
第一汽車の「奔騰(ホントウ)」ブランドのマイクロEV『小馬』全 3 枚

中国の第一汽車(FAW)の「奔騰(ホントウ)」ブランドは、マイクロEV『小馬』の累計販売台数10万台を突破したと発表した。「トレンディでかわいいペット」というコンセプトで差異化を図り、中国の小型EV市場で人気車種となっているという。

小馬の成功は、製品力による正確なユーザーニーズの把握、若者文化に深く融合したマーケティング手法、そして感情的価値の構築という三重戦略の成果といえる。

小馬は中国第一汽車の初の小型電気自動車として、「見た目が良い」「楽しい」「運転しやすい」「経済的」「安全」「スマート」という6つの良さを強みとしている。大手メーカーが作る小型車の品質基準として、ユーザーからの信頼を獲得している。

具体的には、丸みを帯びたカプセル型のデザインが愛らしく、市場の同クラス車種の箱型よりも親しみやすい。また、積み木風の内装デザイン、ゲームコントローラーのようなボタン、お菓子をイメージした回転ボタンなど創造的な要素を取り入れ、実用性だけでなく楽しさも提供している。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
  2. 150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
  3. 三菱『エクリプス スポーツバック EV』、NACS対応で今秋北米発売へ…日産『リーフ』のOEM
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. 日産『エルグランド』新型、フタバ産業の排気システム採用…部品点数削減と軽量化を実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る