車中泊は旅の定番化、最大の壁は快適性---新車選びに影響も

(イメージ)
(イメージ)全 9 枚

リセールバリュー総合研究所は、自動車を利用した新たな旅のスタイル「車中泊」に関して、10~60歳代の男女600名を対象に意識調査を実施した。車中泊は費用を抑えながら自由な旅を楽しめるいっぽう、車中泊で利用者が感じる課題も明らかとなった。


●車中泊経験者は全体の約4割 車選びに影響も

「これまでに車中泊をしたことがありますか」との問いには、39%が「ある」と回答。さらに経験者に「車中泊を想定して車を購入・買い替えたことがありますか」と尋ねたところ、36.3%が「はい」と答え、3人に1人が車選びに車中泊を意識している実態が浮かび上がった。

●“特別”から“日常”へ 約8割が2回以上の定番スタイル

車中泊の回数を見ると、最も多かったのは「2回~3回」の44.4%。次いで「6回以上」が28.2%、「1回」が17.1%となり、80%近くが複数回の車中泊を経験し、旅の定番スタイルとして定着しつつある。

●人気スポットは「道の駅」「サービスエリア」「観光地の駐車場」

車中泊を行った場所では、「道の駅」が114人で最多。続いて「サービスエリア」100人、「観光地の駐車場」84人と、公共性の高いスポットが上位を占めた。アウトドア延長として「キャンプ場」を選ぶ人も64人にのぼり、コンビニや公園の駐車場など多様な場所が利用されている。


《高木啓》

アクセスランキング

  1. 【スズキ ハヤブサ 試乗】かつての最速マシンは今、何を語りかけてくるのか…佐川健太郎
  2. 堂々デザインのミニバン『カーニバル』、デュアル12.3インチディスプレイやVIP装備満載に
  3. トヨタ『RAV4』新型発表にファン歓喜!3つのスタイルに反響、注目はやはり「GRスポーツ」か
  4. 日産車ベースで27年ぶり復活!? ホンダ『ホライゾン』、協業の進展は
  5. 素材サプライヤーの巨人、3Mが上海モーターショー2025で見せた電動化対応への自信と幅広いポートフォリオPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  3. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る