オペルは、新型コンパクトSUV『フロンテラ』に、欧州で純正ルーフテント「チューレ・フットヒル」を設定すると発表した。キャンプファンや短期旅行でより自由を求める人々に新たな選択肢を提供する。
オペル・ドイツの責任者パトリック・ディンガー氏は「新型フロンテラは誰にでも自動車の自由を提供します。純粋で頑丈なデザインと、最大7人まで乗れる室内の巧みなソリューションがそれを証明しています。チューレ・フットヒルルーフテントはこのキャラクターに完璧に適合し、フロンテラ顧客に宿泊用としてSUVを使用する新たな可能性を開きます」と述べている。
新型フロンテラには、特許取得済みのインテリシートやスマートフォンステーション、タブレット用の柔軟なストラップなど、多様な機能で日常生活や旅行をより快適にする。さらに最大約1600リットルの可変的な積載容量により、荷物やレジャー用品のための十分なスペースを確保している。
オプションのルーフレールを装備したフロンテラは、最大240kgのルーフ荷重に対応可能。この全長4.38mのSUVは、週末旅行や複数日にわたる野外フェスティバルに最適な前提条件を備えている。
チューレ・フットヒルと命名されたルーフテントは、折りたたみ時の幅が61cmで、市場の多くのルーフテントの半分のサイズとなっている。これにより、フロンテラの屋根に自転車やカヤックなどの他のレジャー・スポーツ用品を載せるスペースが残る。また、折りたたみ時のルーフラックからの高さはわずか24cmだ。
コンパクトな移動サイズにもかかわらず、このテントは従来の2人用テントと同じ内部スペースを提供する。2.13×1.19mの就寝エリアで、2人でリラックスしたり、防虫ネット付きの窓から自然や星空を眺めたりすることができる。設営は1人でも簡単かつ迅速で、フロンテラの屋根でテントを広げ、伸縮式ポールを挿入するだけだ。
メインテント生地は耐候性のある耐久素材で作られており、厳しい条件にも耐えられる。さらに、生地は通気性があり、結露の蓄積を減らし、湿った天候でもテント内での滞在をより快適にする、としている。
